400番 たとえ塔は崩れ KIRKEN(LINDEMAN)

2015/09/27の賛美歌練習

400 たとえ塔は崩れ KIRKEN(LINDEMAN)

  • 詞:ニコライ・グルントヴィ(1783~1872)
  • Nicolaj Frederik Severin Grundvig
  • 曲:ルズヴィー・M・リンデマン (1812〜1887)
  • Ludvig Matthias Lindeman

この歌詞は、19世紀デンマークの最も偉大な賛美歌作家といわれるニコライ・フレデリク・セヴェリン・グルントヴィ(1783年9月8日 – 1872年9月2日)によるものです。彼はルター派の牧師の家庭に生まれ、コペンハーゲン大学で学んだ後、家庭教師や私立学校の教師として働いた後、牧師となりました。彼は北欧の伝説や文化を深く研究し、それに関する著作も残しています。また、説教や著作で当時の教会の権威者たちを厳しく批判し、そのため自分の教区を持たず、説教からも遠ざかっていた時期もありました。しかし、コペンハーゲンでは熱狂的に支持する信徒たちに歓迎され、彼の名を冠した教会堂も建てられています。彼はまた、国民高等学校を設立、これらの学校はデンマークのみならずスウェーデン、フィンランド、ノルウェーまで広がり、彼は「スカンジナビアにおける公立学校の父」として知られるようになりました。「フォルケホイスコーレ」という民衆の民衆による民衆のための教育機関の理念的な父といわれています。日本にも全国各地にその理念をもとに立ち上げられた様々な団体があり、フリースクールなどとして活動しています。

この詞はもともとは7節で、後にグルントヴィ自身によって改訂されました。(1854)

彼のめざましい働きをたたえて、アメリカの福音ルター派教会では9月2日の聖人として、また聖公会では9月8日に祝われています。

KIRKEN(LINDEMAN)はルズヴィー・マティアス・リンデマン(1812年11月28日~1887年5月23日)の作曲です。彼はノルウェーの有名な音楽一家に生まれ、神学と音楽を学びました。特に父親から音楽を学んで、早くからオルガニストとしてオスロ大聖堂などで奉仕しています。Vor Frelsers Kirke(救世主教会:コペンハーゲン)では24年もの間、牧師W.A.ヴェクセルと共に仕えました。この曲はこの歌詞のために1840年に書かれ、ヴェクセル編の賛美歌集(Christelige Psalmer:1840)に収録されました。

『讃美歌第二編』(1967)45番「いしずえゆるがぬ」として既に歌われていた賛美歌ですが、讃美歌21を編纂するにあたって、全面的に訳し直されました。教会は建物ではなく、「招かれ」「共に集い」「みことばを受けて」「造りかえられる」場なのだということが前面に押し出されています。

 

~讃美歌21略解・Wikipediaより~

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