We Shall Overcome

本日、午後から川崎区でヘイト・デモが実施されます。

hate speechとは「憎悪表現」と訳されるます。しかし単なる「憎悪」ではなく、レイシズム(racism=人種主義)を内包した差別を扇動する暴力的な発言です。

人種主義はナチスがユダヤ民族を差別したように、人種に優劣を設け、その基準で特定の民族を見下し差別し又それを正当化します。端的にいえば今日、日本全国で行われているヘイト・スピーチは朝鮮民族を人間としてではなく犬、糞土同様の価値と見なし、それらが恐れ多くも人間様と同様の暮らしをなし、又権利を主張するなど不届き千万であるというお話です。よって「シネ」「チョウセンニカエレ」という事です。

ようするにヘイト・スピートとは耳を塞ぎたくなる酷い言葉という次元のお話ではなく、その言葉を浴びせられる朝鮮人の人間としての尊厳(極端に言えば命)を踏みにじる問題であり、ヘイト・スピーチを発する者に留まらず、それを黙認・放置する人々にとっては、朝鮮人との関係が問われている問題なのです。よって、これを表現の自由として、又警察に許可された正当なデモとして見過ごすのではなく、積極的にこれに抗議し実力(非暴力)でこれを阻止する事は、朝鮮人の人間としての尊厳を守り、等しく川崎市民として、日本人として、人間として、隣人として、その尊厳を守ることなのです。

本日、午後から川崎区でヘイト・デモが実施されます。標的は在日朝鮮人の多く住む桜本です。桜本は李仁夏牧師と関田牧師の出会いに始まり今日、朝鮮人をはじめとする在日外国人と日本人の多文化・多民族共生の街づくりが青丘社ふれあい館を中心に営まれています。よって桜本を攻撃する事は朝鮮人のみならず在日外国人との共生社会への排他的暴力でもあります。

注意すべきことは、敵意という憎悪を駆り立てられることなく、ヘイト・スピーチを乗り越えることです。ガンジーやキング牧師らの非暴力不服従運動に習い、この問題を「私たちは乗り越えて参りましょう。」

 

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