どっちが先か

先週、元衆議院議長の河野洋平氏は北朝鮮による拉致問題について、戦時下の植民地支配に対する謝罪と国交正常化を先行したうえで解決に取り組むべきだという認識を示しました。

謝罪というものは立場を無視できません。河野氏は日本人の立場から以上の認識を示しています。もっとも同じ立場でありながら真逆の意見があるのも事実です。しかし「どっちが先に謝るか?」、これが和解を困難にします。

米朝首脳会談は拉致問題を議題に取り上げましたが結局は北朝鮮と日本が和解して積極的に国交を結ぶ意思が有るか否かにかっていると私は思います。そしてその鍵を握るのは、自分の言い分はさて置き、相手の問いかけに素直に応答する事ではないでしょうか。

河野氏がそうであるように、私も自分の立場から申し上げるなら、金正恩氏は日本人拉致事件について真摯に謝罪し生存する被害者を速やかに帰国させることを期待します。それが今北朝鮮のすべきことであり、後先の問題ではありません。確かに時系列的には日本の謝罪が先かもしれません。しかし双方が「そっちが先ず謝らなければこっちも謝れません」という態度では、和解は実現しないのです。

しかし敢えて後先に拘るならば、やはり拉致問題を先に解決する北朝鮮であって欲しいと私は願います。そして同じ意味で日本人河野洋平は先に日本が謝って欲しいと願っているのでしょう。

和解には「仲保者」が必要です。韓国の文在寅氏が尽力して下さることを願ってやみません。

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