ヨブを訪ねた友人の内ツォファルは最年少であった。 それ故年長者らの議論に口を挟むことが出来なかった。 しかし沈黙する神に「それで良いのですか?」 と問い正すヨブの傲慢に沈黙を破ったのは他ならぬツォファルであ った。
ヨブを襲った災難の原因は何であり彼に如何なる罪があるのか?
前の二人にはヨブへの同情と回復祈願が読み取れるが、
ヨブ記の結論部分を先取りするなら、
神が直接人間に「言葉」で語ることはない。