忍耐から希望へ

「3.11原発事故後、福島県では、事故当時18歳以下の子どもたちを対象とした甲状腺検査が行われ私たちの子どもたちを含め166人の子どもたちが小児甲状腺がんやその疑いと診断されています。

これら小児甲状腺がんの多発やそれぞれの個別の小児甲状腺がんについて、今、多くの専門家が、東京電力福島第一原発事故が原因とは考えにくいと主張しています。しかし、私たちは、その言葉に戸惑いを感じています。福島原発事故で大量の放射性物質が放出され、私たちと私たち家族は被ばくしました。福島原発事故が原因ではないと否定する根拠は見当たりません。」

2016/3/16

「311甲状腺がん家族の会」設立趣意書より引用

東日本大震災は、震災から8年の歳月が流れ次第に人々の関心が薄れ過去のものになりつつあります。しかし上記の通り被災者にとっては今現実の問題であり、将来に不安を抱えながら子どもたちの成長を見守っています。

一時保養プログラムは、一時的に放射能の影響の少ない地域で過ごすことで、体内に取り込まれた被曝量の減少に効果があることが実証されています。

神奈川教区がこの一時保養プログラム(リフレッシュ@かながわ)をいつまで継続するのか疑問を抱かれている方々も少なくないかもしれません。しかし毎年、リフレッシュ@かながわに参加される被災者の声に接する度に現段階でその時期を区切ることは困難であると判断しています。

先の見えない活動は忍耐を必要とします。しかし「わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。」(ロマ5.3-4)

神奈川教区がこのプログラムで支援できる被災者の数は僅かですが2012年の第1回目から数えて延べ約400以上の被災者を神奈川の地にお招きすることが出来ました。小さな取り組みではありますが、信仰を持って神と人に仕えて参りたいと思います。

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