この人を見よ

マタイ12.38-42 「よこしまで、神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがる」(12.39) 詰まる所、福音書はイエスが神の子メシアであると証ししています。これはキリスト者にとってあまりに自明のことですが、意外とその意…

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聖霊の働き

マタイ12.22-32 イエス・キリストの神は赦しの神です。人が犯す罪や冒涜は、どんなものでも赦し、 人の子に逆らう者さえも赦されます。しかし、唯一聖霊を冒涜したり言い逆らう者だけは赦されません。(12.31-32) イ…

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傷ついた葦を折らず

マタイ12:15-21 「彼は争わず、叫ばず、その声を聞く者は大通りにはいない。 正義を勝利に導くまで、彼は傷ついた葦を折らず、くすぶる灯心を消さない。」 「正義の味方」と最初に言ったのは誰でしょうか? 古今東西、正義と…

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本当に大切なもの

マタイ12:9-14 大切な自分の羊が穴に落ちらた、それが安息日であろうと助けるのであるから、羊より大切な人間を助けるのは安息日に適っているという解釈は少々無理があります。しかし時として法は解釈しなければならい時があり、…

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憐れみ深い神

マタイ12:1-8 「わたしの求めるのは憐れみであって、いけにえではない」(マタイ12.7) レビ記4章に贖罪の献げものの規定があります。その概要は、自分の犯した罪に気づいたら祭祀のもとへ行き、規定の献げものをして規定の…

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立ち止まる

―かわさき演劇まつり「モモ」を観劇して― 廃墟となった円形劇場に迷い込んだ不思議な少女モモ。モモは聞き上手で、街の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸せな気もちになるのでした。次第にモモは街の人々にとってかけがえのない存…

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悔い改めよ

マタイ福音書11:20-24 イエスは悔い改めないガリラヤの町々を厳しく叱りました。それは罪を犯した異邦人より、悔い改めないユダヤ人により重い罰が下るとのことです。これを単純に要約すれば、悔い改めの「不実行」は、罪の「実…

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