惑わされないために

マルコ 13:14-27 人は明日のことで今思い悩む。象徴的にいえば老後の為に今を生きている。複雑なこの現代社会を生きる上でそれは当然である。しかし隣人を自分のように愛する事の難しさは、明日の為に今思い悩んでいる事による…

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それでも種を蒔こう

マルコ13:1-13 マルコ13章は終末についてイエスの教えが記されている。イエスはエルサレム神殿の崩壊を予言した。ユダヤ人にとって神殿崩壊は終末にも等しい大事件である。弟子たちは終末の徴をイエスに求めた。イエスはこれに…

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比べない

マルコ12:38-44 イエスは律法学者の偽善を見抜いた。彼らはいつの間にか他者よりも偉く神の国に近い(先方にある)ことを望み、後方にいる者たちを食い物にしていた。 社会に生きる人間は須らく他者との比較なしに「私」を認識…

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辻褄に勝る矛盾

マルコ12:35-37 予言によればメシアはダビデの末裔である。しかしその血筋でないイエスをメシアと信仰するキリスト教会は辻褄を合わせなければならなかった。曲がっている物を無理に真っ直ぐに見ようとするのは曲がっている。曲…

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生きている者の神

マルコ12:18-27 復活を認めないサドカイ派の人々は、義兄弟結婚による復活の矛盾点を材料にイエスに論争を持ちかけた。これに対してイエスは、復活後は天使のようになって世俗の慣習に囚われないこと、また族長たちは既に復活し…

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正当化する罪

創世記3:8−13 罪について、聖書が問題にしているのは律法を犯す罪ではなく、またそれを隠蔽する罪でもない。もちろんそれらを容認している訳ではないがそういう罪から人間を救済するところに聖書の主題がある。しかし救いようのな…

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逃避

創世記3:8−13 ボンヘッファー著 『創造と堕落』より アダムよ、お前はどこにいるのか。創造者のこの言葉によって、逃走中のアダムは自己の良心から呼び出される。彼は創造者の前に立たなければならない。人間は、自己の罪の中に…

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大切なもの

使徒言行録 2:43-47 信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。(2:45,46) おのおのに大切なものがある。聖霊降臨によってその大切な何か…

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権威に訴える偽り

マルコ11.27-33 「これはK.バルトも言っていることである」という論調を「権威に訴える論証」というらしい。それは内容の吟味を待つことなくK.バルトという偉い神学者の権威によって真とされる。この権威を根拠にした論証は…

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