一週一言
ローマ皇帝への納税は律法に適っているかという問に対して、イエスはデナリオン銀貨の肖像から、皇帝のものは皇帝に返せと回答しました。この皇帝に返すとは2つの意味があります。 一つは持ち主に返すのであって納税ではないとする子ど…
続きを読む →ローマ皇帝への納税は律法に適っているかという問に対して、イエスはデナリオン銀貨の肖像から、皇帝のものは皇帝に返せと回答しました。この皇帝に返すとは2つの意味があります。 一つは持ち主に返すのであって納税ではないとする子ど…
続きを読む →2017年8月から始まったヨブ記の学びを終えました。途中新型コロナ感染拡大によって中断した時期もありましたが、実に7年の歳月を経ました。 ヨブは無垢な正しい人で、神をおそれ、悪を避けて生きていました(1.8)。しかしサタ…
続きを読む →核兵器禁止条約は核兵器を「非人道兵器」として、その開発、保有、使用あるいは使用の威嚇を含むあらゆる活動を例外なく禁止した国際条約で、2017年に国連の会議で採択され、2021年1月に発効し、これまで93の国と地域が署名し…
続きを読む →志す者は志を実現できる地位に就こうとします。しかし志を実現できる地位に就いた者は最早志を貫くことが出来ません。即ち、志を貫こうとすれば志を実現できる地位に就けず、志を実現出来る地位に就くには志を捨てねばならないのです。こ…
続きを読む →冤罪を巡る、あるドラマのワンシーンで次のような台詞がありました。 「検察は、最後に裁くのは裁判官だと言う。裁判官は、検察があげてきた証拠だと言って、判決を下す。そして、我々弁護士も、時に依頼人の利益を優先して打算的になる…
続きを読む →法律第百五十六号(昭二三・七・一三) ◎優生保護法 (この法律の目的) 第一条 この法律は、優生上の見地から不良な子孫の出生を防止するとともに、母性の生命健康を保護することを目的とする。 (強制優生手術の審査の申請)…
続きを読む →最近の若者の歌やエッセーには「ありのままで良い」というメッセージが込められているように感じます。このメッセージは、一昔前であれば出自や外見等で差別された人々が自分を取り戻す力でありました。しかし最近のそれは価値観や人生観…
続きを読む →「主の平和」とあるように、平和とは須らく「〜の平和」なのです。平和とはある状態を指しています。辞書には「戦争や紛争がなく、世の中がおだやかな状態にあること。また、そのさま。」とあります。「ローマの平和」はローマの平和であ…
続きを読む →先週の一週一言を書き終えて、今ひとつ思うところがありました。それは野生動物との比較ではなく、機械との比較です。人間は電気が流れプログラム通り正確に動く機械ではなく、血が通い自分で考えそして失敗もする生き物です。 社会には…
続きを読む →牧師などという仕事をしていると、人間というものについて考える時間が多くなります。「人間とは?人間らしく?人間なんだから?」私がそんなことを考える時、その背景にはライオンが鹿を捕らえ食いちぎるシーンが脳裏を過っています。即…
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