自然との対話

孫裕久 蒸し暑い夏の夜。時折、窓から吹き込んでくる涼しい風が何とも心地よい。しかし、その風がいつも入ってくるわけではない。入ってきたり、入ってこなかったり。それでも、ふっと風が入ってきた瞬間、不思議とエアコンでは味わえな…

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何者として語る

孫裕久 「今日の我が国の平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い命と、苦難の歴史の上に築かれたものであることを、私たちは決して忘れません。改めて、衷心より、敬意と感謝の誠を捧げます。」 この文言自体は、確かに間違いだとは言いませ…

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涙の理由(わけ)

孫裕久 娘は映画の感想を語る前に、私に釘を刺しました。私が観れば間違いなく「一週一言」に書くであろうと思ったのでしょう。「あくまでもそれは個人の感想であって、それがあたかも客観的な作品紹介であるかのように語らないでほしい…

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あの人とは違う

有賀 豊彦 確かに、私はあの人とは違う。その違いによって、あの人は投獄された。「私」は、あの人とは違ったから、投獄される事の無かった事に安堵した。 別の人が投獄された。私は、あの人とは「違った」ので、投獄されなかった事に…

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オルタナティブ

孫裕久 実は、先日の町内会でご婦人が発言したその瞬間、数十年ぶりにその懐かしい単語が脳裏を過ったのです。 思い起こせば1991年、私が神学校に入学したその年、国内の神学教育では最先端ともいえるフェミニスト神学が山口里子先…

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私たちには、夢がある

有賀 豊彦 私たちには、夢がある。かつて「被差別部落出身者」であるがゆえに、投獄され、見えない手錠に繋がれてしまった人が、私たちのもとに、「見えない手錠」でさえも解かれ、解放の喜びの食卓の席に、共に、座る日が来ることを。…

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愛国の作法

孫裕久 国を愛するとは、具体的にどういうことなのでしょうか。 国家が国民に愛国心を求めるとき、それはしばしば、国旗を敬うこと、国歌を歌うこと、国家に奉仕することを要求します。しかし、歴史に学ぶなら、その先に置かれていたの…

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