主の平和
「主の平和」とあるように、平和とは須らく「〜の平和」なのです。平和とはある状態を指しています。辞書には「戦争や紛争がなく、世の中がおだやかな状態にあること。また、そのさま。」とあります。「ローマの平和」はローマの平和であ…
続きを読む →「主の平和」とあるように、平和とは須らく「〜の平和」なのです。平和とはある状態を指しています。辞書には「戦争や紛争がなく、世の中がおだやかな状態にあること。また、そのさま。」とあります。「ローマの平和」はローマの平和であ…
続きを読む →先週の一週一言を書き終えて、今ひとつ思うところがありました。それは野生動物との比較ではなく、機械との比較です。人間は電気が流れプログラム通り正確に動く機械ではなく、血が通い自分で考えそして失敗もする生き物です。 社会には…
続きを読む →牧師などという仕事をしていると、人間というものについて考える時間が多くなります。「人間とは?人間らしく?人間なんだから?」私がそんなことを考える時、その背景にはライオンが鹿を捕らえ食いちぎるシーンが脳裏を過っています。即…
続きを読む →2024年度 日本キリスト教団 神奈川教区 平和集会 集会宣言文 本日は、ミャンマーの現状について、軍事クーデター以降、ミャンマー国軍がどんなひどい仕打ちをしても、市民不服従運動が続いてきたこと、日本のキリスト者有志の祈…
続きを読む →最近、新しい言葉に出会いました。それはYMCAの中国人学生のレポートの中にあった「知行合一」です。その学生はたぶん日本では馴染みのない言葉であろうと「ちこうごういつ」とわざわざルビを打ってくれていました。 言葉の意味を少…
続きを読む →選挙戦、とりわけアメリカの大統領選は相手陣営の批判キャンペーンが目立ちます。自分が優勢な時は「米社会の不和と分断を修復する。米国の半分ではなく、全体のための大統領になる」と融和と一致を呼びかけていましたが、情勢が拮抗する…
続きを読む →人の命に優劣はないと本当に言い切れるのか? 時々子ども地味た事を考えます。例えば異星人に10人の人質を奪われ、1人はアインシュタインのような天才で9人は不治の病といわれていた頃のハンセン病患者だとしたら。異星人は人質解放…
続きを読む →点字の聖書を見た子どもたちは目を丸くしていました。先週、YMCAかわさき保育園の礼拝で、盲人が癒やされた物語から、視覚障がい者である倉さんのお話をしました。 入院中の倉さんが「聖書を読みたいんです。聖書を持ってきて下さい…
続きを読む →「納税しているから在日外国人にも参政権を付与すべき」という声を見聞きしますが、これは日本の選挙制度の歴史から正当な主張とは言えません。 1889年(明治22年)に、大日本帝国憲法の発布と議院法、衆議院議員選挙法が公布され…
続きを読む →キリスト教は赦しの宗教です。しかし赦すというのは非常に難しい作業です。争っている者同士を見ていると「仲直りしなよ、赦して上げなよ」と思います。しかし当事者は怒っているのです。また傷ついているのです。赦すという作業は先ず、…
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